初・高尾山

初・高尾山

自然の中に行きたくて、今週末は箱根にでも一泊しようかなーと先週くらいに考えていたのですが、宿の予約もしておらず、結局小旅行は諦め、高尾山へ。

海外旅行は好きなのですが、日常においては非常に出不精の引き籠りがちな人間なので、実は高尾山に登るのは初めてでした。東京に住んでいる人にとって一番身近で噂ではヒールで登りに来る人もいるなんて、そんな気軽な山だという認識でした。

家から1時間20分ほどかけて、高尾山口というふもとの駅へ到着。のんびりしていたので、駅に着いたらもう12時を過ぎており、おなかが減っていたので腹ごしらえ。栄茶屋というお店で自然薯蕎麦。お蕎麦久しぶり。おいしくてぺろりでした。

いくつか登山コースがあり、ふもとの駅からゴンドラやリフトに乗ることもできるんですよね。基本の1番のコースが表参道とあったので、なんとなくお店とかもあって気軽なコースかなと思って、ゴンドラにも乗らずそちらを登りはじめました。

で、登り始めてから気づいたんですよね。。。

ここのところ約1年、ずっと在宅勤務なんですよ。基本、家から一歩も外に出ないんです。二本足で立ってないし歩いていないんです。そうだった、そうだった。うっかり忘れてた。

で、めちゃめちゃ辛い。あ、山って、自然があるだけじゃなかった。山って、坂道だった。上り坂だった。当たり前のことがすっかり頭から抜けていてしんどさにびっくり。いや、ちゃんと歩きやすいスニーカーで汗を拭くタオルも持参し、水も持参しているんですが、なんというかこんなしんどいという体感があることを忘れていたんですよね。

途中休んだりしながら約1時間くらいでしょうか、中腹までなんとかたどり着きました。ゴンドラ・リフトの終着点であり、ここから頂上を目指すという中間地点にて、それ以上登ることを諦めたのでした。ははは。

でも十分、この中間地点でも山の上です!うん。景色良い。

この中間地点には猿山&野草園があるので、そちらでのんびり過ごすことに。猿山って、ほんとにいつまでも見ていられる。約80匹の猿がいるとのことです。

おじさんがいろいろ教えてくれました。

同じ敷地内の野草園。小さな野草がちらほらと咲いていました。

セリバオウレン
アズマイチゲ
フクジュソウ
セントウソウ
ユキワリソウ
ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ
ユキワリソウ
ミツマタ

近所に大学の植物園があって、ずっと行きたいと思ってるのですが、コロナウイルス感染症の影響でずっと閉園中なんですよね。

今回こちらの野草園でも私が見たい野草の札があっても咲いていなかったものがいくつかあったので、また季節の変化とともに訪れてみようかなと思いました。

帰りはリフトに乗って下山。無理しない。

ゴンドラよりもリフトのほうが空気を直で感じられるし空中散歩感があって私は大好きなんですよね。結構高い位置を通るので、後ろの高校生くらいの男の子が「怖い怖い」言っててかわいかったです。

山頂まで行けなかったので、近いうちにリベンジします。
それまで、ちゃんと毎日散歩などするようにします。基礎中の基礎体力を取り戻さなくては。