雨のミラノから始まる、7年ぶりのヨーロッパ|欧州ひとり旅2025 Day1【イタリア・ミラノ】

2025年春、長年勤めた会社を退職したので、1ヶ月かけてヨーロッパを旅することにしました。
クラシック音楽、美術、街歩き、美味しいもの。昔訪れた場所にも、はじめての土地にも。7年ぶりのヨーロッパをじっくり満喫。
スタート地点はイタリア・ミラノ。
約30年前、学生時代の留学で訪れて以来の再訪です。初日は移動の疲れもありながらも、久しぶりの本場パスタとミラノの空気を、じっくり味わう一日となりました。
旅の始まり
フライトはキャセイパシフィック航空(香港)。機内食とストップオーバーで寄った香港の空港での食事。

一か月欧州旅行の出入り口はイタリア・ミラノ
4/15火、イタリア・ミラノに到着しました。
香港発の飛行機が遅れたため、マルペンサ空港には約1時間遅れで朝9時頃に着きました。
入国審査では中国系の旅行者が長蛇の列を作っていましたが、「Japan?」と聞かれて別レーンへ。何も聞かれず、スムーズに入国完了。シェンゲン協定ばんざい。
空港からミラノ中央駅までは約50分。
小雨のなか、少し警戒しながらの移動でしたが、治安は思ったよりも落ち着いていました。旅人の姿も多く、少し安心。雨と道路工事の影響でバス乗り場がよくわからず、タクシーを選びました。道路工事で道が塞がっており、ホテルの近くで少し手前に降ろされましたが、迷うことなく到着。荷物を預けて、さっそく街歩きへ。
久々の本場パスタ
最初の目的はランチ。
ホテルのスタッフにおすすめされたピザ屋は見つけられず、事前に調べていた Miscusi へ。QRコードで注文するスタイル。カルボナーラ・リガトーニを選びました。
久しぶりの本場のアルデンテ。しっかりした味。ボリュームもあり、お腹いっぱいに。

雨のドゥオモと30年ぶりの街並み
食後はドゥオモを目指して歩きました。
途中におしゃれなカフェやブティックが並び、「ああ、ミラノだな」と実感。ファッションの街というだけあり、通行人の装いもおしゃれで、見ているだけで楽しくなります。
雨が降っていたのと行列ができていたため、ドゥオモ内部の見学は見送り。代わりに、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを散策しました。
30年ぶりのミラノ。懐かしさと新鮮さが混じる感覚。

思いがけずスカラ座へ
ふと立ち寄ったスカラ座では、当日券で内部見学ができました。
運よく、夜公演のリハーサル中。上の席から舞台を見学できました。オーケストラも入っていて、俳優の動きも見られ、非常に貴重な体験。
ミュージアムではヴェルディやモーツァルトの肖像、ナポリの人形劇などが展示されていました。音楽の歴史を感じられる空間。

モンテナポレオーネ通りの輝き
雨がやんだタイミングで、Via Monte Napoleone と Via della Spiga 周辺を散歩しました。
高級ブランド店が並ぶエリア。留学中、ホストマザーに連れてこられた思い出がよみがえります。今日も変わらず、上質な服がウィンドウに美しく並んでいて、「さすが本場!」と感心(?)。


甘い休憩時間
立ち寄ったパン屋「Princi」で、マリトッツォとエスプレッソを注文。
マリトッツォは日本でも食べたことがありましたが、本場はやっぱり違いました。ブリオッシュ生地にふんわり生クリーム。その下にはチョコレートクリーム。シンプルだけど丁寧な味わい。


ミラノで食べたマリトッツォが忘れられず、日本でも探してみました。
夜はホテルでのんびりピザ
チェックインを済ませた後、部屋で少し作業をしてから夜ごはん。
軽くピザでも、と思ってホテル近くのテイクアウト専門店で購入したら、想像以上の大きさ。さらにポルペッティーニ(小さなミートボール)が3つもおまけに頂きました。
満腹。幸せ。でもちょっと苦しい。


長旅のまま、朝から一日中観光をしたのでだいぶ疲れましたね。
ミラノ滞在ホテルはドゥオーモ周辺から徒歩20分弱の「Hotel Pavone」。5泊6日の滞在です。

両替メモ
- 空港で3万円を両替→ 約116.55ユーロしか帰ってこなかった!(レート:257.5 )
- アプリのレート(参考):1ユーロ = 183.34円。空港レート鬼ですね。。大失敗。
イタリアはミラノに到着。これから約1ヶ月、ヨーロッパの街を周って来ます。… pic.twitter.com/MVFhRkX9nn
— 現在欧州旅行記。UU35:インナーチャイルドセラピスト、ホメオパス資格取得準備中 (@UU35UUU) April 15, 2025
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